制限事項
e Builder(拡張機能)を利用するうえでの制限事項をまとめます。
プロジェクトの作成と管理(Core)
- 1 つのウィンドウで扱えるプロジェクトは 1 つだけです。 複数のフォルダを開いている場合、対象になるのは最初のフォルダです。
- コマンドは同時に 1 つしか実行できません。 実行中に別のコマンドを開始しようとすると、完了を待つよう警告が表示されます。
- テナント環境セットアップとサンプルデータセットアップは、一括実行のみ行えます。 実行する設定ファイルを個別に選ぶ場合は、Accel CLI の対話モードを利用してください。
- ブラウザ版の VSCode(vscode.dev など)では利用できません。 デスクトップ版を利用してください。
- 信頼していないフォルダでは動作しません。 ビルドスクリプトを実行するためです。詳細は フォルダを信頼する を参照してください。
デバッグ(Debug)
- 関数ブレークポイント(関数名を指定して止める)は使えません。 止めたい行にブレークポイントを設定してください。
- データブレークポイント(変数の値が変わったときに止める)は使えません。 止めたい行にブレークポイントを設定し、変数の中身を確認してください。
- ログポイントを設定しても、デバッグコンソールにメッセージは表示されません。 通常のブレークポイントと同じように、その行で停止します。
debugger;文は使えません。 停止はしますが、表示される停止位置が実際とずれる場合があります。ブレークポイントを使ってください。- マウスを重ねても値が表示されない場合があります。 停止中のスコープにある変数を名前で指定した場合は表示されますが、関数の呼び出しを含む式などは評価されないため表示されません。表示されないときは「変数」欄または「ウォッチ式」欄で確認してください。
- 同時に接続できるのは 1 台だけです。 先に別の端末が接続している場合、接続に失敗します。共有の開発サーバを使う場合は、チーム内で調整してください。
- 接続が切れても自動では再接続しません。 もう一度接続し直してください。
Debugger.protocol=dapの設定中は、Eclipse ベースの e Builder(統合開発環境)でのデバッグができません。 Docker 環境ではこの設定が既定で有効になっています。切り替え方法は e Builder(統合開発環境)でデバッグする場合 を参照してください。
テストの実行(Debug)
- テストを同時に実行することはできません。 実行中に別のテストを開始しようとすると、警告が表示されます。
it.eachで書いたテストは、1 件にまとめて表示されます。 行ごとに個別に実行することはできません。- 同じ行に複数のテストを書くと、2 つ目以降は一覧に表示されません。 テストは 1 行に 1 つずつ書いてください。
- エラーは、失敗した箇所ではなくテストの先頭行に表示されます。
- ファイルを編集した直後に実行すると、結果が表示されないことがあります。 少し待ってから実行し直してください。
テストコードは Jest 互換の API で記述できますが、サーバサイドスクリプトと同じ JavaScript エンジン(Rhino)上で実行されるため、Jest と完全に同じではありません(Jest 互換の API でテストを書けます)。
async/awaitと Promise(.resolves/.rejects)は使えません。 非同期の処理をテストする場合はdoneコールバックを使ってください。require()は使えません。 他のファイルを読み込む場合はload()を使ってください。- スナップショットテスト(
toMatchSnapshot())は使えません。toEqual()などのマッチャーで比較してください。
テストファイルの読み取り(Debug)
テストの一覧は、テストファイルの内容を解析して作成されます。次の場合は解析できず、そのファイルのテストが 1 件も表示されません。
- 文法エラーがある場合。 編集途中で閉じ括弧が不足している場合などが該当します。
- 標準の JavaScript 以外の記法が含まれている場合。 E4X(JavaScript 内に XML を直接書く記法)など、古いサーバサイドスクリプトで使われていた記法は解析できません。
一覧に表示されないテストがある場合は、まず対象ファイルの記述を確認してください。
なお、別のファイルを読み込んで登録したテストは、位置を特定できないためファイルの直下にまとめて表示されます(describe の階層には表示されません)。