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使い方

AIネイティブ開発支援機能の基本的な使い方の流れと、主な機能を説明します。

基本的な使い方の流れ​

典型的な利用は、次の流れで進みます。

  1. ローカルで開発する:VSCode などで、いつもどおりスクリプト資材を開発します。
  2. ステージングを用意する:ステージング一覧画面から新規ステージングを作成します(または初回デプロイ時に自動で作られます)。
  3. 資材をデプロイする:ステージング詳細画面の「デプロイメント」タブで、資材(アーカイブファイル)をアップロードして転送します。最新のデプロイが、そのステージングの有効な環境になります。
  4. ステージングに切り替える:一覧/詳細画面で「このステージングへ切り替え」を実行します。以降、自分のセッションはこのステージングの資材で動きます。
  5. リモートで動作確認する:実際の画面・処理を開いて、自分の資材が動いているか確認します。
  6. 本体に戻す:確認が終わったら「切替解除」で本体環境に戻ります。
ヒント

修正を反映したいときは、手順 3 のデプロイをやり直すだけです。古い資材は自動的に差し替えられます。

主な機能​

AIネイティブ開発支援機能が提供する主な機能は、次のとおりです。 各用語の定義は 用語集 を参照してください。

機能できること操作場所
ステージング管理ステージングの作成・一覧/詳細の確認・説明の編集・削除一覧画面 / 詳細画面
参加者(オーナー)管理ステージングへの参加者の追加・削除詳細画面「オーナー」タブ
デプロイ(資材転送)ローカル資材(複数ファイル可)をステージングへアップロードして転送詳細画面「デプロイメント」タブ
ステージング切り替え自分のセッションをステージングに切替/本体に戻す一覧画面 / 詳細画面
デプロイ操作履歴デプロイ・アンデプロイの履歴を確認デプロイメント詳細画面
アンデプロイ有効な資材を無効化して破棄詳細画面 / デプロイメント詳細画面
テナント環境セットアップ実行資材に含まれるセットアップ定義(DDL・初期データ・各種設定)を実行詳細画面「テナント環境セットアップ」タブ
ジョブ実行資材に定義されたジョブ(Java ジョブ / スクリプトジョブ)を実行詳細画面「ジョブ」タブ
サンプルデータセットアップ実行資材に含まれるサンプルデータのセットアップ定義を確認・実行詳細画面「サンプルデータセットアップ」エリア
ルーティング確認現在の資材が提供する画面URLの確認・別タブで起動詳細画面「ルーティング」タブ
ログ確認ステージング単位で分離されたログの確認詳細画面「ログ」タブ
開発用APIキー発行開発用のAPIキーを発行する画面への導線一覧画面「関連情報」

ステージング管理​

  • 作成:一覧画面の「新規ステージング作成」から、ステージングIDと説明(任意)を入力して作成します。
  • 確認:一覧で登録済みステージングを確認し、「詳細」から個別のステージングを開けます。
  • 説明の編集:詳細画面の基本情報で説明を編集・保存できます。
  • 削除:一覧/詳細画面の「削除」から削除します。関連資材も含めて削除されます(制限事項参照)。
補足

一覧には、自分が参加している(オーナーの)ステージングだけが表示されます。

参加者(オーナー)管理​

  • 詳細画面の「オーナー」タブで、ユーザをキーワードで検索し、候補から選んでオーナーを追加できます。
  • オーナーの一覧にはユーザ名が表示されます。
  • 一覧から不要なオーナーを削除できます。
  • オーナーは全員対等で、同じステージングを操作できます。
  • 自分自身は、この画面から直接は削除できません(誤って自分を締め出さないため。削除が必要な場合は他のオーナーに依頼してください)。

デプロイ(資材転送)​

  • 詳細画面の「デプロイメント」タブで、アーカイブファイルをドラッグ&ドロップまたは「ファイルを選択」でアップロードし、「デプロイ」を実行します。
  • 複数のファイルを選択してアップロードすると、同一のデプロイメントとして 1 つにまとめられます。含まれるファイル名の一覧は、デプロイメント詳細画面で確認できます。
  • デプロイ説明(任意、例: v1.2.0 リリース候補)を添えられます。
  • デプロイすると、そのステージングの最新かつ有効な資材になります。
  • 既存のデプロイメントがある場合は、自動的に差し替わり(旧資材はアンデプロイ)ます。

Accel CLIを用いたデプロイ​

Accel CLI を用いて、コマンドラインからデプロイすることもできます。 初回のみ、共有開発サーバの URL、API キーの登録が必要です。

APIキーの発行

APIキー発行画面で、開発用のAPIキーを発行します。 必ず、ステージングのオーナー権限を持つユーザで発行してください。 APIキー発行時における必須スコープは、development が必要です。

開発支援用のロールが付与されていれば、テナント管理者に依頼することなく、開発者自身で API キーを発行できます(2026 Spring 以前の環境では velbench-1.2.0 以降)。

Accel CLIでのログイン

共有開発サーバのURLと、発行したAPIキーを用いて、Accel CLIでログインします。 初回のみ必要となる操作です。

bunx @intra-mart/accel login

Accel CLIでのデプロイ

Accel CLIコマンドを用いたデプロイです。 対話形式でステージングIDとデプロイ説明を入力します。 オプションを指定して対話なしで実行することも可能です。

bunx @intra-mart/accel deploy

# オプションの確認
bunx @intra-mart/accel deploy --help

オプションは次の通りです。

  • --endpoint:iAP環境に対するベースURL (例: https://example.org/imart) または、環境変数 ACCEL_ENDPOINT で指定可能です。
  • --api-key:OAuth Bearer token. 環境変数 ACCEL_API_KEY を使用することを推奨します(argvはプロセスリストやCIログに漏れる可能性があります)。
  • --staging-id:対象ステージングID(非対話モードで必須)
  • --file:デプロイするzipファイルのパス(./target/に限定されません)
  • --additional-file:追加でデプロイするアーカイブファイルのパス(.imm / .zip、複数指定可。指定順にビルド成果物より先に展開)
  • --description:デプロイの説明
  • --tenant-setup:デプロイ後、テナント環境セットアップを確認なしで一括実行
  • --sample-setup:デプロイ後、サンプルデータセットアップを確認なしで一括実行
  • --non-interactive:非対話モード(プロンプトなし、失敗時は非ゼロで終了)

対話形式で Accel CLI を用いてデプロイした後は、テナント環境セットアップとサンプルデータセットアップの実行が提案されるほか、直接共有開発サーバ上へログインしてステージングを切り替える URL が発行されます。 コーディングエージェントを用いた開発において、ビルド実行やデプロイ自体をエージェントに任せた後、E2Eテストや動作確認をエージェントに任せる場合などに有効です。

複数アーカイブの一括デプロイ

ビルド成果物とは別に管理している共通の imm など、追加のアーカイブファイル(.imm / .zip)を --additional-file で複数指定して、1 回のデプロイでまとめて転送できます。

bunx @intra-mart/accel deploy \
--additional-file ./libs/common-master.imm \
--additional-file ./libs/common-theme.imm
  • 複数ファイルは送信順に展開され、同一パスのエントリは後から展開されたものが優先されます(後勝ち)。
  • デフォルトの順番は「--additional-file の指定順 → ビルド成果物(最後)」です。対話モードではデプロイ前に順番の確認・変更ができます(非対話モードではこの順番で固定です)。
  • 指定した各パスは存在・拡張子(.imm / .zip)・重複が検証され、違反があればエラー終了します。

ステージング切り替え​

  • 一覧/詳細画面の「このステージングへ切り替え」で、自分のセッションを切り替えます。
  • 現在切り替え中のステージングは、一覧画面上部の「現在のステージング」や各行のマーカーで確認できます。
  • 「切替解除」「このステージングから抜ける」で本体ランタイムに戻ります(未切替時は「本体ランタイムが表示されています」と表示されます)。

デプロイ操作履歴​

  • デプロイメント詳細画面の「操作履歴」で、そのデプロイメントに対するデプロイ/アンデプロイの履歴を、結果・操作者・操作日時とともに確認できます。

アンデプロイ​

  • 有効なデプロイメント(STAGED 状態)を無効化し、ステージング配下のランタイムを破棄します。
  • アンデプロイは STAGED 状態のときだけ実行できます。

テナント環境セットアップ実行​

  • 詳細画面の「テナント環境セットアップ」タブで、現行デプロイメントの資材に含まれるセットアップ定義(前処理/DDL/DML/ロール・アカウント・カレンダー・メニュー・認可などの各種設定)を実行できます。
  • セクション単位での実行、または「一括実行」が可能です。選択セクションは依存順(前処理 → DDL → DML → テナントマスタ → 拡張)で実行されます。
  • デプロイメントに複数のファイルが含まれる場合は、複数モジュールの資材をまとめて適用できます。
注意

セットアップ実行の結果は実テナントのデータベースに直接反映され、ステージングでは分離されません。詳しくは 制限事項 を参照してください。

ジョブ実行​

  • 詳細画面の「ジョブ」タブに、資材に定義されているジョブが一覧表示されます。一覧から選んで実行し、結果を確認できます。
  • 対応するジョブ種別は、Java ジョブとスクリプト(JSSP)ジョブの 2 種類です。
  • 一覧に表示されないジョブも、種別とパスを手動で入力して行を追加すれば実行できます。
  • 実行時に、ジョブに受け渡すパラメータを指定できます。

サンプルデータセットアップ実行​

  • 詳細画面の「サンプルデータセットアップ」エリアで、資材に含まれるサンプルデータセットアップ設定を一覧表示し、設定ファイルごとに定義内容を確認できます。
  • セクション単位での選択実行、または全設定を対象とした一括実行が可能です。
  • 実行後は「成功 / 失敗 / 合計」の件数と、定義ごとの結果が一覧で表示されます。
注意

サンプルデータセットアップの実行結果も実テナントのデータベースに反映され、取り消しはできません。実行前の確認ダイアログでも警告が表示されます。

ルーティング確認​

  • 詳細画面の「ルーティング」タブで、現行デプロイメントが提供する画面のURLパターンを一覧で確認できます。
  • 「開く」で対象画面を別タブで起動できますが、先にそのステージングへ切り替えておく必要があります(切替前のリンクは本体側の通常ルートに流れ、対象画面に到達しません)。

ログ確認​

  • 詳細画面の「ログ」タブで、そのステージング単位で分離されたログを確認できます。トラブルシュートや動作確認に利用します。
  • ログの「更新」「ログをクリア」が行えます。