トラブルシューティング
各章の作業中に発生しうる代表的な問題への対応を、症状 → 原因 → 解決策 の形式で整理します。該当する症状が一覧にない場合は、各ツールの公式ドキュメントもご参照ください。
ツールインストール関連
| 症状 | 原因 | 解決策 |
|---|---|---|
bun コマンドが見つからない | Bun 未インストール/PATH 未設定 | ツールのインストール のインストール手順を再確認。ターミナルを一度閉じて開き直す。 |
java -version でバージョンが表示されない | JDK 未インストール/PATH 未設定 | ツールのインストール の JDK インストール手順と JAVA_HOME / PATH 設定を再確認。 |
mvn --version でエラー | Maven 未インストール/環境変数設定不備 | MAVEN_HOME / JAVA_HOME / PATH が正しく設定されているか確認。 |
git --version でコマンドが見つからない | Git 未インストール | ツールのインストール のインストール手順を再確認。 |
インストーラが権限エラーで進まない(PERMISSION_DENIED) | 管理者権限不足 | Windows はインストーラを右クリック →「管理者として実行」。macOS/Linux は sudo を利用。 |
ツールのダウンロードが失敗する(NETWORK_ERROR) | ネットワーク障害/プロキシ配下 | 社内プロキシを利用している場合は、各ツールのプロキシ設定を行う。オフラインインストーラの利用も検討する。 |
ツールのインストールに失敗する(INSTALL_FAILED) | 権限・ネットワーク・既存インストールの競合など複合要因 | 上記 3 点(権限/ネットワーク/既存インストール)を順番に切り分け。既存インストールが残っている場合はアンインストール後に再試行。 |
プロキシ設定の基本
企業ネットワークでプロキシを利用している場合、次の環境変数を設定することで多くの CLI ツールがプロキシ経由で通信できるようになります。
# bash / zsh の例
export HTTP_PROXY="http://proxy.example.com:8080"
export HTTPS_PROXY="http://proxy.example.com:8080"
# PowerShell の例
$env:HTTP_PROXY = "http://proxy.example.com:8080"
$env:HTTPS_PROXY = "http://proxy.example.com:8080"
Git 固有のプロキシ設定は git config --global http.proxy http://proxy.example.com:8080 で行えます。
CLI 実行・動作確認関連
| 症状 | 原因 | 解決策 |
|---|---|---|
bunx @intra-mart/accel init でコマンドが見つからない | Bun 未インストール | ツールのインストール の Bun インストール手順へ。 |
bunx @intra-mart/accel init でパッケージ取得に失敗 | ネットワークまたは権限の問題 | ツールインストール関連 のプロキシ設定を参照。管理者権限で再試行。 |
bun install が失敗する | ネットワークまたは権限の問題 | プロキシ設定を再確認。bun install --verbose でログを確認し、失敗箇所を特定。 |
bun run build が失敗する | JAVA_HOME 未設定/Maven 未設定/依存関係未インストール | java -version / mvn --version でツールのバージョン確認。bun install を再実行してから再試行。 |
git add でエラーが表示される | Git 未インストール/PATH 未設定 | ツールのインストール の Git インストール手順を確認。ターミナルを閉じて開き直し、git --version で動作確認。 |
git commit でエラーが表示される(user.name や user.email に関するメッセージ) | Git の user.name / user.email が未設定 | 次のコマンドで設定:git config --global user.name "Your Name" と git config --global user.email "your.email@example.com"。その後、再度 git commit を実行。 |
| エージェント拡張機能でサインインできない | アカウント未契約/ブラウザ認証の戻りが失敗 | アカウントの契約状況を確認。ブラウザのポップアップブロックを解除して再試行。 |
accel update 実行後にコンフリクトが表示された
ユーザーが編集したファイルとテンプレートの更新が重なった場合、該当箇所に git と同じ形式のコンフリクトマーカー(<<<<<<< / ======= / >>>>>>>)が挿入されます。これは異常終了ではありません。終了時に表示されるファイル一覧を確認し、各ファイルのマーカー部分を手動で解決してください。解決後に bun install と bun run build を実行して、ビルドが通ることを確認します(コンフリクト発生時は install / build が自動実行されないため)。