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既存プロジェクトの移行

このページでは、e Builder で作成したユーザモジュールプロジェクトを、VSCode 開発環境に移行する手順を解説します。

新規プロジェクトを作成した方へ

新規プロジェクトを作成した場合は、本章をスキップして Visual Studio Code のセットアップ に進んでください。

Accel CLI について​

Accel CLI の概要については Accel CLI について を参照してください。

移行の考え方​

Accel CLI の attach コマンドは、既存のユーザモジュールプロジェクトに対して、VSCode 開発・AIネイティブ開発に必要な資材を追加 します。既存の src/ 配下のコードやリソースには影響しません。

既存ファイルとの衝突が発生した場合

Accel CLI の attach コマンドで配置するファイルが既存プロジェクトに存在する場合は、当該ファイルの配置はスキップされます。

移行手順​

移行対象のユーザモジュールプロジェクトのルートディレクトリ(src/ や e Builder 由来の設定ファイルが配置されているディレクトリ)に移動し、次のコマンドを実行します。

cd /path/to/your-existing-project
bunx @intra-mart/accel attach

実行すると、CLI が対話形式で使用するエージェント等を尋ねてきます。画面の案内に従って選択してください。各質問項目の詳細については、新規プロジェクトの作成 を参照してください。

既存リソースとの整合性について

attach コマンドで新たに配置される資材には、指定されたプロジェクト名(アーティファクト ID)、グループ名、バージョンが使用されます。既存リソース(module.xml、 message.properties)と整合性が取れるように、プロジェクト名、グループ名、バージョンは、既存プロジェクトと同じものを指定してください。

attach で追加される主要な資材​

attach 実行後、プロジェクトに次のファイル・ディレクトリが追加されます(エージェント関連は選択内容に応じて生成)。

ファイル/ディレクトリ役割の説明
d.ts/iAP のスクリプト開発向け API(im-BizAPI)の TypeScript 型定義ファイル群。
.accel/settings.jsonAccel CLI のプロジェクト設定。選択したエージェント等が記録される。
package.jsonプロジェクトの設定ファイル。依存ライブラリや build などのスクリプト(コマンド定義)が書かれている。bun run build を実行すると、このファイルに定義されている build スクリプトが実行される。
pom.xmlMaven のプロジェクト定義ファイル。ビルド時にどのライブラリを使うか、成果物をどこに出力するかなどが定義されている。
settings.xmlMaven の設定ファイル。利用するリポジトリ(ライブラリの取得元)が定義されている。
.claude/Claude Code を選択した場合に生成される。Claude Code 向けの指示ならびにルールやスキル等を配置する。
.claude/CLAUDE.mdClaude Code を選択した場合に生成される。Claude Code がプロジェクトの概要を理解するためのファイル。
.github/GitHub Copilot を選択した場合に生成される。GitHub Copilot 向けの指示ならびにルールやスキル等を配置する。
.github/copilot-instructions.mdGitHub Copilot を選択した場合に生成される。GitHub Copilot に渡すプロジェクト指示。
.codex/OpenAI Codex を選択した場合に生成される。OpenAI Codex 向けの指示ならびにルールやスキル等を配置する。
.codex/AGENTS.mdOpenAI Codex を選択した場合に生成される。OpenAI Codex に渡すプロジェクト指示。

テンプレートの更新​

テンプレートの更新については テンプレートの更新 を参照してください。

作業完了確認​

次の 2 点を確認します。

  1. 追加資材が存在すること

    プロジェクトディレクトリに移動し、主要なファイルが生成されていることを確認します。

    Windows (PowerShell):

    ls ('d.ts', '.accel/settings.json', 'package.json', 'pom.xml', 'settings.xml')

    成功時の出力例:

    Directory: C:\Users\username\my-project\d.ts

    Mode LastWriteTime Length Name
    ---- ------------- ------ ----
    d----- 2026/04/27 10:30 bpm
    d----- 2026/04/27 10:30 master
    ...

    Directory: C:\Users\username\my-project\.accel

    Mode LastWriteTime Length Name
    ---- ------------- ------ ----
    -a---- 2026/04/27 10:30 66025 settings.json

    Directory: C:\Users\username\my-project

    Mode LastWriteTime Length Name
    ---- ------------- ------ ----
    -a---- 2026/04/27 10:30 380 package.json
    -a---- 2026/04/27 10:30 870 pom.xml
    -a---- 2026/04/27 10:30 1085 settings.xml

    macOS / Linux:

    ls d.ts .accel/settings.json package.json pom.xml settings.xml

    成功時の出力例:

    .accel/settings.json package.json pom.xml settings.xml

    d.ts:
    bpm master ...

    すべてのファイルが存在すれば成功です。

  2. 既存ファイルが影響を受けていないこと

    git status や git diff を使い、既存の src/ 配下などが変更されていないことを確認してください(Git 管理下のプロジェクトの場合)。

    git status
既存プロジェクトの移行で問題が発生したときは

トラブルシューティング の「CLI 実行・動作確認関連」セクションを参照してください。