ツールのインストール
本章では、前提条件として挙げたツールを OS 別にインストールします。 各ツールごとに作業完了確認のステップを用意していますので、必ずバージョン確認コマンドで成功を確認してから次に進んでください。
- Windows
- macOS
- Linux
Windows
Bun
インストール手順:
-
PowerShell を開きます(ターミナルの開き方 参照)。
-
次のコマンドを実行します(公式サイトの Windows 向けインストーラ)。
powershell -c "irm bun.sh/install.ps1|iex" -
インストール後、ターミナルを一度閉じて開き直します(PATH を反映させるため)。
詳細・最新情報は公式サイト https://bun.com/docs/installation#windows を参照してください。
このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため… のようなエラーが出た場合は、次のコマンドで現在のユーザにのみ実行を許可してから再実行してください。
Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser -ExecutionPolicy RemoteSigned
作業完了確認:
bun --version
期待される出力(例):
1.3.14
表示されたバージョンが 1.3.14 以上 であることを確認してください。
Java (JDK)
選定方針: iAP でサポートされる JDK を選びます。intra-mart Accel Series ドキュメントアーカイブ で対象とする iAP バージョンのリリースノートを必ず確認してください。利用可能な JDK は、リリースノートに記載されている JDK 8 または JDK 11 を前提とします。
インストール手順(Oracle JDK の例):
- 次のいずれかのダウンロードページにアクセスします。
- Windows x64 Installer をダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラを実行し、ウィザードに従ってインストールします。
- インストール先のフォルダを控えておきます(例:
C:\Program Files\Java\jdk-11.x.x)。
環境変数の設定:
Windows では、JAVA_HOME と PATH の設定が必要です。
- 次の手順で「環境変数」画面を起動します。
- スタートメニューで「環境変数」と入力 → 「システム環境変数の編集」を選択 → 「環境変数」ボタンをクリック
- 「システム環境変数」に
JAVA_HOMEを新規追加し、値にインストール先フォルダを指定します。 - 同じ「システム環境変数」の
Pathを編集し、末尾に%JAVA_HOME%\binを追加します。 - OK で閉じた後、ターミナルを一度閉じて開き直します。
過去にインストールした別バージョンの Java が残っていると、java -version で意図しないバージョンが表示されることがあります。その場合は JAVA_HOME を目的のバージョンに設定し直し、Path 上の既存の Java 参照(C:\Program Files\Common Files\Oracle\Java\javapath 等)を一時的に外してください。
作業完了確認:
java -version
期待される出力(例):
java version "11.0.29" 2025-10-21 LTS
Java(TM) SE Runtime Environment ...
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM ...
表示されたバージョンが 1.8.x または 11.x であることを確認してください。
Maven
インストール手順:
- 公式サイト https://maven.apache.org/download.cgi から Binary zip archive(例:
apache-maven-3.9.14-bin.zip)をダウンロードします。 - 任意のフォルダ(例:
C:\tools\apache-maven-3.9.14)に解凍します。 - 環境変数を設定します(Java (JDK) と同じ画面で行います)。
MAVEN_HOMEを新規追加し、値に解凍したフォルダを指定します。Pathの末尾に%MAVEN_HOME%\binを追加します。
- ターミナルを一度閉じて開き直します。
詳細は公式サイト https://maven.apache.org/install.html を参照してください。
作業完了確認:
mvn --version
期待される出力(例):
Apache Maven 3.9.14 (...)
Maven home: C:\tools\apache-maven-3.9.14
Java version: 11.0.29, vendor: ...
表示されたバージョンが 3.9.14 以上 であることを確認してください。
Visual Studio Code
インストール手順:
- 公式サイト https://code.visualstudio.com/ から Windows 版インストーラをダウンロードします。
- インストーラを実行します。途中の「追加タスクの選択」で、次のオプションにチェックを入れることを推奨します。
- 「PATH への追加」(
codeコマンドを使えるようにする) - 「エクスプローラーのコンテキストメニューに [Code で開く] アクションを追加する」(フォルダ右クリックから開けるようにする)
- 「PATH への追加」(
- インストール完了後、ターミナルを一度閉じて開き直します。
詳細は公式サイト https://code.visualstudio.com/docs/setup/windows を参照してください。
作業完了確認:
code --version
期待される出力(例):
1.127.0
xxxxxxxxxxxxxxx
x64
表示されたバージョンが 1.127.0 以上 であることを確認してください。
Git
Git によるバージョン管理を行わない場合は、Git のインストールは不要です。 GitHub 等のリモートで管理する場合は、別途対応サービスのアカウントをご用意ください。
インストール手順:
-
公式サイト https://git-scm.com/download/win から Windows 版インストーラをダウンロードします。
-
インストーラを実行し、基本的にはデフォルト設定で進めて問題ありません。
-
インストール後、ターミナルを一度閉じて開き直します。
-
初回セットアップとして、ユーザ名・メールアドレスを設定します(コミット時の署名情報になります)。
git config --global user.name "Your Name"git config --global user.email "you@example.com"
詳細は公式サイト https://git-scm.com/book/en/v2/Getting-Started-Installing-Git を参照してください。
作業完了確認:
git --version
期待される出力(例):
git version 2.53.0.windows.3
表示されたバージョンが 2.53.0 以上 であることを確認してください。
macOS
Bun
インストール手順:
-
ターミナル.app を開きます(ターミナルの開き方 参照)。
-
次のコマンドを実行します。
curl -fsSL https://bun.com/install | bash -
インストール後、指示に従って
~/.zshrc等を再読み込みするか、ターミナルを開き直します。
詳細は公式サイト https://bun.com/docs/installation#macos-linux を参照してください。
作業完了確認:
bun --version
期待される出力(例):
1.3.14
表示されたバージョンが 1.3.14 以上 であることを確認してください。
Java (JDK)
選定方針: iAP でサポートされる JDK を選びます。intra-mart Accel Series ドキュメントアーカイブ で対象とする iAP バージョンのリリースノートを必ず確認してください。利用可能な JDK は、リリースノートに記載されている JDK 8 または JDK 11 を前提とします。
インストール手順(Oracle JDK の例):
- 次のいずれかのダウンロードページにアクセスします。
- DMG ファイル(
.dmg)をダウンロードします。 - ダウンロードした DMG ファイルを開き、ウィザードに従ってインストールします。
インストール手順(Homebrew の例):
brew install --cask corretto@11
JAVA_HOME の設定:
お使いのシェルに応じて ~/.zshrc(zsh の場合)もしくは ~/.bash_profile(bash の場合)に次のようにJAVA_HOME の設定を追記します。
- JDK 8 の例:
export JAVA_HOME=$(/usr/libexec/java_home -v 1.8)
export PATH="$JAVA_HOME/bin:$PATH"
- JDK 11 の例:
export JAVA_HOME=$(/usr/libexec/java_home -v 11)
export PATH="$JAVA_HOME/bin:$PATH"
追記後、source ~/.zshrc で反映するか、ターミナルを開き直します。
作業完了確認:
java -version
期待される出力(例):
java version "11.0.29" 2025-10-21 LTS
Java(TM) SE Runtime Environment ...
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM ...
表示されたバージョンが 1.8.x または 11.x であることを確認してください。
Maven
Homebrew でのインストールが最も簡単です。
brew install maven
詳細は公式サイト https://maven.apache.org/install.html を参照してください。
作業完了確認:
mvn --version
期待される出力(例):
Apache Maven 3.9.14 (...)
Maven home: /opt/homebrew/Cellar/maven/3.9.14/libexec
Java version: 11.0.29, vendor: ...
表示されたバージョンが 3.9.14 以上 であることを確認してください。
Visual Studio Code
インストール手順:
- 公式サイト https://code.visualstudio.com/ から DMG ファイル(
.dmg)をダウンロードします。 - ダウンロードした DMG ファイルを開き、
Visual Studio Code.appを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップします。 - 「アプリケーション」フォルダから VSCode をダブルクリックして起動します。
- コマンドパレット(
Shift + Command + P)でShell Command: Install 'code' command in PATHを実行し、ターミナルからcodeコマンドを使えるようにします。
詳細は公式サイト https://code.visualstudio.com/docs/setup/mac を参照してください。
作業完了確認:
code --version
期待される出力(例):
1.127.0
xxxxxxxxxxxxxxx
x64
表示されたバージョンが 1.127.0 以上 であることを確認してください。
Git
Git によるバージョン管理を行わない場合は、Git のインストールは不要です。 GitHub 等のリモートで管理する場合は、別途対応サービスのアカウントをご用意ください。
macOS には Xcode Command Line Tools 経由で Git が同梱されていますが、バージョンが古い場合があります。本ガイドでは 2.53.0 以上 が必要なため、Homebrew での導入を推奨します。
brew install git
Xcode Command Line Tools 同梱版を使う場合は xcode-select --install で導入できます。ただし、同梱版のバージョンが 2.53.0 未満の場合は Homebrew 版をインストールしてください。
初回セットアップ:
git config --global user.name "Your Name"
git config --global user.email "you@example.com"
詳細は公式サイト https://git-scm.com/install/mac を参照してください。
作業完了確認:
git --version
期待される出力(例):
git version 2.53.0
表示されたバージョンが 2.53.0 以上 であることを確認してください。
Linux
Debian/Ubuntu 系(apt)、RHEL/Fedora 系(dnf)を例に示します。お使いのディストリビューションに合わせて読み替えてください。
Bun
-
ターミナルを開きます(ターミナルの開き方 参照)。
-
次のコマンドを実行します。
curl -fsSL https://bun.com/install | bash -
インストール後、ターミナルを開き直します。
詳細は公式サイト https://bun.com/docs/installation#macos-linux を参照してください。
作業完了確認:
bun --version
期待される出力(例):
1.3.14
表示されたバージョンが 1.3.14 以上 であることを確認してください。
Java (JDK)
選定方針: iAP でサポートされる JDK を選びます。intra-mart Accel Series ドキュメントアーカイブ で対象とする iAP バージョンのリリースノートを必ず確認してください。利用可能な JDK は、リリースノートに記載されている JDK 8 または JDK 11 を前提とします。
Oracle JDK の Linux 向けパッケージは、JDK のバージョンによって提供形式が異なります。
| JDK バージョン | .tar.gz | .rpm(RHEL / Fedora / CentOS) | .deb(Debian / Ubuntu) |
|---|---|---|---|
| JDK 8 | ○ | ○ | ×(提供なし) |
| JDK 11 | ○ | ○ | ○ |
JDK 11 を利用する場合は、お使いのディストリビューションに対応したパッケージ(.deb / .rpm)を使うのが簡単です。JDK 8 を利用する場合、または、対応パッケージが無いディストリビューションでは、.tar.gz を手動で展開します。
ダウンロードは次のページから行います。
- JDK 8: https://www.oracle.com/java/technologies/javase/javase8-archive-downloads.html
- JDK 11: https://www.oracle.com/java/technologies/javase/jdk11-archive-downloads.html
JDK 11 をインストールする場合
Debian / Ubuntu の例(.deb を使用):
-
上記 JDK 11 ダウンロードページから
.debパッケージ(例:jdk-11.x.xx_linux-x64_bin.deb)をダウンロードします。 -
ダウンロードしたディレクトリで次のコマンドを実行します。インストール先は
/usr/lib/jvm/jdk-11.x.xx-oracle-x64です。sudo dpkg -i ./<ダウンロードしたファイル名>.deb
RHEL / Fedora / CentOS の例(.rpm を使用):
-
上記 JDK 11 ダウンロードページから
.rpmパッケージ(例:jdk-11.x.xx_linux-x64_bin.rpm)をダウンロードします。 -
ダウンロードしたディレクトリで次のコマンドを実行します。インストール先は
/usr/lib/jvm/jdk-11.x.xx-oracle-x64です(11.x.xxはダウンロードしたバージョン番号)。RPM の場合、後方互換のためのシンボリックリンク/usr/java/jdk-11もあわせて作成されます。sudo rpm -ivh ./<ダウンロードしたファイル名>.rpm
アーカイブ・ファイル .tar.gz を使用する場合
-
上記ダウンロードページから
.tar.gzをダウンロードします。 -
Java を配置するディレクトリを作成します(例:
/usr/lib/jvm)。sudo mkdir -p /usr/lib/jvm -
ダウンロードしたディレクトリで次のコマンドを実行して、作成したディレクトリに展開します。
sudo tar zxvf ./<ダウンロードしたファイル名>.tar.gz -C /usr/lib/jvm
JAVA_HOME の設定(共通)
テキストエディタで ~/.bashrc を開き、末尾に以下を追記します(展開先・インストール先に合わせてパスを置き換えてください)。
# .deb / .rpm でインストールした場合の例(JDK 11):
export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/jdk-11.x.xx-oracle-x64
export PATH="$JAVA_HOME/bin:$PATH"
# .tar.gz で展開した場合の例:
export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/<展開したディレクトリ名>
export PATH="$JAVA_HOME/bin:$PATH"
追記後、次のコマンドを実行またはターミナルを開き直して反映します。
source ~/.bashrc
作業完了確認:
java -version
期待される出力(例):
java version "11.0.29" 2025-10-21 LTS
Java(TM) SE Runtime Environment ...
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM ...
表示されたバージョンが 1.8.x または 11.x であることを確認してください。
Maven
Debian / Ubuntu の例:
sudo apt install -y maven
RHEL / Fedora の例:
sudo dnf install -y maven
ディストリビューションが提供する Maven のバージョンが 3.9.14 より低い場合は、公式サイト https://maven.apache.org/download.cgi からアーカイブ・ファイルを取得してインストールしてください。
アーカイブ・ファイル(.tar.gz)を使用する例:
-
公式サイト https://maven.apache.org/download.cgi からアーカイブ・ファイル(
.tar.gz)をダウンロードします。 -
ダウンロードしたディレクトリで次のコマンドを実行して、任意のディレクトリに展開します(例:/opt)。
sudo tar zxvf ./<ダウンロードしたファイル名>.tar.gz -C /opt -
テキストエディタで
~/.bashrcを開き、末尾に以下を追記します:export PATH="/opt/<展開したディレクトリ名>/bin:$PATH" -
追記後、次のコマンドを実行またはターミナルを開き直して反映します。
source ~/.bashrc
作業完了確認:
mvn --version
期待される出力(例):
Apache Maven 3.9.14
Maven home: /usr/share/maven
Java version: 11.0.29, vendor: ...
表示されたバージョンが 3.9.14 以上 であることを確認してください。
Visual Studio Code
公式サイト https://code.visualstudio.com/docs/setup/linux にディストリビューション別の手順が記載されています。本ガイドでは最も簡単な パッケージファイルを直接インストールする方法 を紹介します。
Debian / Ubuntu の例(.deb を直接インストール):
-
公式サイト https://code.visualstudio.com/ から
.debパッケージをダウンロードします。 -
ダウンロードしたディレクトリで次のコマンドを実行します。
sudo apt install ./<ダウンロードしたファイル名>.deb
RHEL / Fedora / CentOS の例(.rpm を直接インストール):
-
公式サイト https://code.visualstudio.com/ から
.rpmパッケージをダウンロードします。 -
ダウンロードしたディレクトリで次のコマンドを実行します。
sudo dnf install ./<ダウンロードしたファイル名>.rpm
システムの更新と同時に VSCode を最新に保ちたい場合は、Microsoft のパッケージリポジトリを追加します。手順は公式サイト https://code.visualstudio.com/docs/setup/linux の「Install VS Code on Debian and Ubuntu based distributions」または「RHEL, Fedora, and CentOS based distributions」のセクションを参照してください。
作業完了確認:
code --version
期待される出力(例):
1.127.0
xxxxxxxxxxxxxxx
x64
表示されたバージョンが 1.127.0 以上 であることを確認してください。
Git
Git によるバージョン管理を行わない場合は、Git のインストールは不要です。 GitHub 等のリモートで管理する場合は、別途対応サービスのアカウントをご用意ください。
Debian / Ubuntu の例:
sudo apt install -y git
Ubuntu の標準リポジトリが提供する Git のバージョンが 2.53.0 未満 の場合は、Git メンテナが運営する公式 PPA(ppa:git-core/ppa)を追加して最新版をインストールします。
sudo add-apt-repository ppa:git-core/ppa
sudo apt update
sudo apt install -y git
RHEL / Fedora の例:
sudo dnf install -y git
標準リポジトリのバージョンが 2.53.0 未満 の場合は、ソースコードからビルドする方法が公式で案内されています。詳細は公式サイト https://git-scm.com/install/linux を参照してください。
初回セットアップ:
git config --global user.name "Your Name"
git config --global user.email "you@example.com"
詳細は公式サイト https://git-scm.com/install/linux を参照してください。
作業完了確認:
git --version
期待される出力(例):
git version 2.53.0
表示されたバージョンが 2.53.0 以上 であることを確認してください。
環境変数の設定
OS 別の手順で設定した環境変数について、要点を整理します。 Java SE Development Kit および Apache Maven を、環境変数に登録してください。
JAVA_HOME: Java SE Development Kit をインストールしたフォルダMAVEN_HOME: Apache Maven をインストールしたフォルダ
また、環境変数 PATH に、それぞれの bin フォルダを追加してください。
- Linux / macOS の場合
PATH=$JAVA_HOME/bin:$MAVEN_HOME/bin:$PATH
- Windows の場合
PATH=%JAVA_HOME%\bin;%MAVEN_HOME%\bin;%PATH%
Maven の設定ファイル(settings.xml)および intra-mart の Maven リポジトリの参照設定は、Accel CLI でプロジェクトを作成する際にプロジェクト配下へ自動的に生成されます。そのため、ユーザのホームディレクトリ配下(~/.m2/settings.xml 等)へ手動で設定を行う必要はありません。
トラブルシューティング を参照してください。