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利用可能なスキル一覧

全体アーキテクチャやインフラストラクチャ層の実装ルールは、JavaEE 開発モデルでユーザモジュールを実装するときの「型」を扱っています。 一方 intra-mart には、アカウント・ロール・認可・キャッシュ・IM-Workflow・IM-Copilot など、型の中身を埋めるための固有 API が数多く存在します。

型に沿って実装する際や、これらの固有 API を Java から利用する際、エージェントは対応するスキルセットを読み込んで実装します。 本ページでは、利用可能なスキルを機能カテゴリ別に一覧化します。

規約ファイル(rules)​

AIネイティブ開発では、エージェントの特性により、一般的な Java の書き方で実装が行われることがあります。 しかし JavaEE 開発モデルには intra-mart 固有の実装ルールが存在するため、一般的な書き方のままでは規約に沿わないことがあります。

固有の実装ルールを記載した規約ファイルをエージェントが参照することで、規約に従った成果物が生成されるように支援します。

ファイル内容の要点
java-architecture.mdレイヤー構造・依存関係ルール・例外階層・ファクトリパターンの定義
java-service-layer.mdサービス層(Service)の実装ルール・トランザクション境界・例外変換の定義
java-entity.mdEntity クラス(Mirage ORM)の設計規約・監査証跡フィールドの定義
java-code-style.mdfinal・文字列リテラル・equals()・raw type 禁止等のコーディング規約の定義
java-naming.mdパッケージ・クラス・メソッド・変数の命名規則の定義
java-javadoc.mdクラス・メソッドの JavaDoc 記述規約の定義
java-logging.mdログレベル・機密情報マスク・例外タイプ別ログ判断の定義
database-ddl.mdテーブル・カラム命名規約、型マッピング、監査証跡カラムの定義(JSSP・Java 共通)

アーキテクチャ・サービス層・DBアクセスの実装​

java-architecture.md・java-service-layer.md・java-entity.md の3ファイルは、規約の要点だけでなく実装テンプレート・アンチパターンまで含めた詳細版が、それぞれ対応するスキルとして提供されています。

スキル用途対応する規約ファイル
java-im-architectureレイヤー構造・依存関係ルール・例外階層・ファクトリパターンの実装テンプレートとアンチパターン集の提供java-architecture.md
java-im-service-layerサービス層の実装(単一/複数リポジトリのトランザクションパターン等)テンプレートの提供java-service-layer.md
java-im-mirage-usageDBアクセス基盤 im_mirage を使ったエンティティクラス・DAOクラス・2WaySQL・トランザクション管理の実装java-entity.md

これら3スキルが生成する内容は、本ガイドの全体アーキテクチャからインフラストラクチャ層の実装ルールにかけての各ページで解説しているものと同じです。 実装の考え方を読み物として理解したい場合はガイド本文を、エージェントに実装させたい場合は上記スキルを参照してください。

IM-Workflow / IM-Propagation / IM-LogicDesigner 連携系​

intra-mart の業務基盤機能(ワークフロー・モジュール間データ連携・ロジックフロー)と連携するプログラムを実装するためのスキルです。

スキル用途
java-im-workflow-usageIM-Workflow 連携プログラム(アクション処理・到達処理・案件開始/終了処理・分岐/結合条件処理・処理対象者プラグイン・案件削除/退避リスナー)の実装
java-im-propagation-generatorIM-Propagation によるモジュール間データ連携(PropagationManager による送信、Decoder/Procedure による受信リスナー、送受信設定ファイル一式)の実装
java-im-logic-generatorIM-LogicDesigner の独自フロー要素(タスク)の実装

intra-mart 固有機能 API 系​

intra-mart が提供する各種管理 API を Java から利用するためのスキルです。

スキル用途
java-im-storage-usagePublicStorage / SessionScopeStorage / SystemStorage を使ったファイル操作
java-im-identifier-usageIdentifier API を使った一意 ID 採番(分散環境で一意な get() とサーバ内一意な make() の使い分け)
java-im-lock-usageNewLock API を使った DB ベースの排他制御
java-im-cache-usageCacheManager / Cache API を使ったテナント単位のキャッシュ処理
java-im-account-usageAccountInfoManager を使ったログイン設定・アカウントロック・アカウント属性・パスワード照合・ユーザへのロール割当
java-im-profile-usageUserProfileImageManager を使った IM-共通マスタのプロファイル画像の取得・登録・削除
java-im-role-usageRoleInfoManager を使ったロール定義の新規登録・サブロール階層・カテゴリ管理
java-im-authz-usage認可(Authorization)リソース・サブジェクト・ポリシーの CRUD、AuthorizationClient による権限確認
java-im-web-api-maker-usageWeb API Maker のアノテーション(@WebAPIMaker / @Path / @GET 等)による REST API 実装
java-im-secure-token-usageSecureTokenManager を使った CSRF 対策トークンの発行・検証
java-im-master-usageIM-共通マスタ(ユーザ・会社・組織・役職・パブリック/プライベート/会社/法人グループ・法人・取引先・品目カテゴリ・品目・通貨)の CRUD・検索
java-im-contexts-usageContexts.get() を使ったログインユーザー情報(アカウント・組織・クライアント・ジョブ実行パラメータ)の取得
java-im-configuration-generatorConfigurationLoader を使った独自の XML 設定ファイル(JAXB 設定クラス・XSD スキーマ・XML 実体)の新規作成
java-im-message-usageMessageManager を使ったメッセージプロパティの取得・多言語化

IM-Copilot 拡張系​

IM-Copilot の Agent フレームワーク・MCP サーバ・RAG・Tool Calling を実装するためのスキルです。

スキル用途
java-im-mcp-generator@MCPServer / @Tool アノテーションによる Streamable HTTP MCP サーバの実装
java-im-copilot-agent-generatorAgent / AgentBuilder による AI エージェントの構築、UserDefinedTool によるカスタムツール実装
java-im-copilot-rag-generatorVectorStore / ActionFactory を直接使った RAG(検索拡張生成)の実装
java-im-copilot-toolcalling-generatorChatAction + ToolConfig を直接使ったプロバイダ非依存の Tool Calling 実装

上記のスキルは、いずれも AI 関連機能を実装しますが、抽象度が異なります。

  • AI エージェント向けに外部ツールを公開したい場合:java-im-mcp-generator
  • Agent フレームワーク経由で高レベルな RAG・Tool Calling を組み込みたい場合:java-im-copilot-agent-generator
  • VectorStore や ChatAction を直接扱う低レベルな実装が必要な場合:java-im-copilot-rag-generator / java-im-copilot-toolcalling-generator