前提知識
intra-mart Accel Platform(iAP)とは
本ドキュメントで扱う開発は、いずれも intra-mart Accel Platform を土台にしています。
intra-mart Accel Platform(以下、iAP)は、企業のニーズに応える豊富な機能を備えたエンタープライズローコードプラットフォームです。 企業特有のニーズにあわせてカスタマイズしやすい Open な開発環境と、それを支えるためのフレームワークを多数用意しています。
iAP の概要をより詳しく知りたい場合は、公式ドキュメントの intra-mart Accel Platform イントロダクション を参照してください。
intra-mart e Builder for Accel Platform との関係
従来、iAP 向けに独自で作成したアプリケーション(ユーザモジュール)の開発には、intra-mart e Builder for Accel Platform(Eclipse ベースの統合開発環境、以下 e Builder)が利用されてきました。 本ドキュメントで扱う Visual Studio Code(以下 VSCode)ベースの開発環境でも、同じくユーザモジュールを作成し、ビルドできます。
e Builder での開発の流れを把握したい場合は、intra-mart e Builder for Accel Platform アプリケーション開発ガイド や intra-mart Accel Platform ユーザモジュール開発ガイド を参照してください。
前提知識
必要な前提知識は、作業によって同じではありません。 ローカル PC への環境構築、Docker を使った環境構築、AIネイティブ開発支援機能の導入で、求められる知識は少しずつ異なります。 これから行う作業に対応する項目を確認してください。
ローカル開発環境の構築
Visual Studio Code と Accel CLI を使ってローカル PC に開発環境を構築する作業では、前提とする知識と前提としない知識を次のように整理しています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 前提としない | プログラミング言語の詳細、Bun(JavaScript ランタイム)の概念、Maven(ビルドツール)によるビルド・パッケージングの概念、VSCode の利用経験、CLI(コマンドラインインターフェース)の利用経験 |
| 前提とする | OS(Windows / macOS / Linux のいずれか)の基本操作(ファイル・フォルダの作成、アプリの起動) |
Docker での環境構築
Docker を使って iAP の環境を構築する作業では、次の知識や経験を前提とします。
- コマンドライン操作(bash、zsh、PowerShell 等のいずれか)。
- Web ブラウザでの基本操作。
- Git の基本操作(
cloneができる程度)。
Docker そのものの知識は前提としません。 頻出する Docker の用語は Docker の基本用語 にまとめています。より深く学びたい場合は、Docker 公式ドキュメント を併せて参照してください。
AIネイティブ開発支援機能の導入
AIネイティブ開発支援機能を iAP の開発環境へ追加する作業では、次の知識や経験を前提とします。
- コマンドライン操作(bash、zsh、PowerShell 等のいずれか)。
- Web ブラウザでの基本操作。
- iAP 開発環境の構築経験(Accel Platform 環境の構築手順を理解していること)。
コマンドライン(CLI)の操作は、ローカル開発環境の構築では前提としない一方、Docker での環境構築とAIネイティブ開発支援機能の導入では前提とします。 作業に着手する前に、自分が行う作業の前提を確認してください。
ターミナルの開き方
多くの手順で、文字でコマンドを入力するターミナルを使います。 お使いの OS ごとの開き方は次のとおりです。
Windows
- PowerShell を開く: スタートメニュー → 「PowerShell」と入力 → 「Windows PowerShell」を選択します。
- 管理者として開く: 上記の検索結果を右クリック → 「管理者として実行」を選択します。
- コマンドプロンプトを開く: スタートメニュー → 「cmd」と入力 → 「コマンドプロンプト」を選択します。
ローカル開発環境の構築では、特に指定がないかぎり PowerShell を利用します。
Docker での環境構築では、Windows は WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)ターミナルを前提とします。 WSL2 のセットアップとターミナルの選択については Docker 編の事前準備 を参照してください。
macOS
- ターミナル.app を開く:
Command + スペースバーで Spotlight を起動し、「ターミナル」と入力して Enter を押します。 - もしくは、Finder から「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル.app」を起動します。
Linux
- ほとんどのデスクトップ環境で
Ctrl + Alt + Tを押すとターミナルが開きます。 - アプリケーションメニューから「ターミナル」「Terminal」「GNOME Terminal」などを選択しても起動できます。